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家族がガンになって

私の母親は49歳の時に甲状腺がんにかかりました。


兄弟もみんな結婚して家を出て、子育ても終わり、
これから好きなだけ遊ぶと言っていた矢先だったので、
本人も家族も寝耳に水と言う感じでした。


それまで本当に元気で大きな病気はしたことがなかったのですが、
思えば母は若い頃から扁桃腺を腫らしたりすることが多かったので、
そのあたりが弱い体質だったのかもしれません。


そろそろ50歳の節目と言うことで、父の会社の健保の
被扶養配偶者人間ドックを初めて受けてみた所、
とても初期の段階でガンを発見することができたのです。


この点は本当に不幸中の幸いだったと思います。


また、初期の甲状腺乳頭癌と言う完治の可能性が非常に高く、
進行も割合遅いガンと言うことで、家族一同ひとまずは安心しましたが、
ガンではない良性の腫瘍も一緒にできていて、かなり大きさが大きく、
声帯にとても近い場所なので、手術した後にしばらく
声が出なくなるかもしれないと診断されました。


ガン保険に加入していたため金銭的にも余裕がありましたし、
まだまだ若くこれからなので、絶対に治って欲しいと言う父の強い希望から、
実家からは遠方になりますが、東京にある甲状腺がん専門の
有名な病院に入院することにしました。


私の嫁ぎ先からも遠く、また私も妊娠中でしたが、
母の一大事と言うことで主人にお願いして、
しばらく実家に戻って家事をしたり、病院について行って
看病をする生活をすることにしました。


良性腫瘍とガンの部分を切除し、無事に手術は成功しましたが、
術後やはり声は全くと言っていいほど出なくなってしまいました。


1カ月経過してもほとんど声が出ませんでしたが、
段々と聞き取れるくらい声が出るようになり、半年もすると
以前よりかすれ気味ではありますが電話ができるくらいまでに回復しました。


母が若くしてガンになり、定期的に検診を受けることの重要性と、
保険に加入していると安心して治療に専念できると言うことを
改めて感じました。

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